全てを自社でコントロールすることにより、必要に応じてバッテリーのアップグレードと交換を行うことが可能になると、フェラーリは胸を張る。

フェラーリ車は「永遠に乗り続けることができる自動車」なのだと、同社の広報担当者は本誌に語っている。

エンジン音は消えるが

「エレットリカ」が搭載するのは、SKオン社製の15個のバッテリーモジュール。15個のうちの13個は車の床面に並べられ、残りの2個は後部座席の下に配置される。

バッテリーパックは、ねじで固定するのではなく、互いに精密に溶接されて、車体のフレームと一体化されるという。

フェラーリは現時点で、「エレットリカ」の最高出力を「1000馬力超」とうたっている。生産開始までには、1100馬力に迫る可能性が高い。

ただしこの出力は、比亜迪汽車(BYDオート)や吉利汽車(ジーリー)傘下のジーカーなど、いくつかの中国メーカー製のEVには及ばない。

「フェラーリらしさ」はEVでも健在