今回の事件の前にも、ロシアによる秘密工作を疑わせる事件はあった。2023年、中国のコンテナ船「新新北極熊」がバルト海でフィンランドのガスパイプラインと通信ケーブルを破断させた疑いだ。このコンテナ船にはロシア人の船員が乗っていた。
「伊鵬3」は2024年3月まで中国の海域のみを航行していたが、その後は頻繁にロシアの港に寄港し、ロシアの貨物を積んで航行している。
米ペンシルベニア大学の主任研究員であるベンジャミン・L・シュミットは、一連のパターンはロシアによる関与を決定的に証明するものではないが、「調査すべき重要分野」だと述べた。
バルト海における海事法、国際貿易や国家安全保障が複雑に絡み合っていることを浮き彫りにした今回の事件において、捜査関係者は現在、海底ドローンなどの手段を用いて海底ケーブルの損傷度合いを確認している。
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