さらに、歌手ケシャから性的暴行で訴えられたプロデューサーのドクター・ルークとコラボしたことも、火に油を注いでいる。「女性を虐待する人がプロデュースした女性のエンパワーメントに関する曲」「ルークと組むという無知な選択で、曲のフェミニスト的なメッセージの信憑性が失われた」「聖なる女性性に敬意を表す偽フェミニストの寄せ集め」「女性に力を与えると主張しながら、ルークと仕事をしている。

女性を解放したいと言いながら、男性向けのMVを作っている。すべてが進歩的な理想に反している」などと非難され、ネットは炎上。楽曲を売るために裸になる必要があるのかとの批判にも晒されている。

批判を受けたケイティは、「何でもできる!風刺さえも」とキャプションを添え、撮影現場でバックダンサーを前に「ちょっとした皮肉のつもりで楽しんでいる。とてもドタバタ劇で、大げさで露骨にやっている。男性の視線を体感しているのではなく、男性の視線そのもの」と創作意図を語る動画をSNSに投稿した。

続けて「私たちはこれから叩きのめされるので、これはリセットのようなもの。女性の神聖さに対する私の考えのリセットで、この後私たちが行くのはまったく別の世界」とMVの後半部分についても言及しているが、まるでこの事態を予期していたかのようにも聞こえるため、反論と捉えられている。

[筆者]
千歳香奈子

北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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