⑤野党との関係
前任者の蔡や馬英九(マー・インチウ)と違い、頼は立法院の過半数を野党側に握られている。今年2月の立法院の新会期開会から数カ月、野党・国民党主導の立法院と頼の民進党が主導する行政院・総統府の関係が前途多難なものになることを示す状況が既に多数生じている。頼は演説でこの状況に言及し、国民党との協力を申し出るのか。
頼と野党の関係は、立法プロセスや頼政権を監視しようとする議会多数派の意向に加え、頼が蔡から引き継ぐ「移行期正義(民主化以前の人権侵害などの問題)」への対処によっても左右される。
今年、世界中で多くの選挙が行われているが、頼は最も注視され、地政学的に最も重要な役割を担う新指導者の1人だろう。
From thediplomat.com
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