60歳のヤン・チェンロンさんと夫で58歳のウー・ヨンホウさんは毎日、北京のリサイクル施設で段ボールやプラチチックを回収し、1キロ当たり1元弱の収入を得て暮らしている。
ヤンさんは心臓に持病があり、ウーさんは痛風持ちだが、治療を受ける余裕はない。消費や廃棄物が減っている中で、毎月4000元の収入がいつまで続くか分からないと不安に思っているからだ。
「私たちのような農村出身者は死ぬほど働き続けなければならない」とヤンさんは話す。
その隣でウーさんも引退するつもりはないと強調。「働いている限り、それが汚れ仕事であっても、安心できる」と語った。
中国では伝統的に子どもが老いた両親を支えることが期待されてきた。
ただ、米国の全人口に匹敵する規模となる向こう10年間で定年を迎える世代の大半は、1980年から2015年まで実施された「一人っ子政策」のために子どもが一人しかいない。
そこに追い打ちをかけているのが若者の高失業率で、カイ氏は「高齢者の世話で家族を頼りにすることはもはや非現実的になっている」と記した。
[ロイター]

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