イスラエル軍は6日、限定的な作戦の一環として、パレスチナ自治区ガザ南部ラファの住民に避難を促し始めたと発表した。地上攻撃の準備との観測も出ているが、避難指示の理由や、作戦を実行に移すのかは明らかにしていない。
ガザでイスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエルは、ラファに多くのハマス戦闘員が潜んでおり、同市に侵攻しない限り勝利は不可能だとしている。
イスラエル軍は地上攻撃に先立ち、民間人の避難を開始したもようで、ラファ東部のパレスチナ人に付近の「人道的地域」に移動するよう呼びかけた。「限定的な範囲」の避難でラファから10万人を移動させる必要があるとみているという。
住民は雨の中で避難を強いられている。ハマスの幹部はロイターに「(避難命令は)危険なエスカレーションだ。米政権は占領軍とともに、このテロリズムの責任を負っている」と述べた。
イスラエルの放送局アーミー・ラジオは、避難指示の対象はラファの一部周縁地区で、住民はハンユニスやアルムワシの近郊の避難キャンプに行くことになると伝えた。
5日には、ラファに近いカレムシャロム検問所でハマスのロケット攻撃でイスラエル兵3人が死亡した。一方パレスチナ保健当局によると、イスラエル軍の攻撃で少なくとも19人死亡した。
[ロイター]

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