36歳で生涯を終えた武帝の死の原因にも光が
研究チームによる遺伝子解析の結果、鮮卑は中国北部に南下した際に、漢民族と混血していたことが明らかになった(漢民族は中国最大の民族で、現在、中国本土の総人口の約90%を占めている)。「これは、古代人がユーラシア大陸でどのように広がり、現地の人々とどのように融合したかを理解するうえで重要な情報だ」とWenは述べている。
遺伝子解析の結果は、36歳で生涯を終えた武帝の死にも、新たな光を当てた。武帝の死については、病死したという説や、敵に毒殺されたという説が存在する。
研究チームがDNAを分析した結果、武帝は脳卒中のリスクが高い状態にあったと判明し、脳卒中で命を落とした可能性が浮上した。この結果は、武帝は眼瞼下垂、普通ではない歩き方、失語症(言語障害の一種)だったという文献の記述と一致している。これらはすべて、脳卒中の可能性を示唆する症状だ。
(翻訳:ガリレオ)
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