最近、指導部内で粛清が続いていることもあり、李の突然の死をめぐり陰謀論もささやかれている。確かに、手厚い医療体制が用意されている共産党幹部が70歳前に死去するのは珍しいが、68歳の男性が心臓発作で死亡することはあり得ないことではない。

中国では、一部の人がオンライン上でささやかに追悼している。李が手腕を振るっていれば、より自由な社会が築かれていたかもしれないと考えているのだろう。だが、1976年に周恩来首相が死去したときのように人々の悲しみと怒りが大規模な大衆反乱に発展することは考えにくい。

李の訃報が伝えられた後、あるメッセージがオンライン上に投稿されたが、検閲当局によって直ちに削除された。そこには、「あなたじゃなくて残念だ」という曲の歌詞が記されていた。死去したのが習でなくて残念だ、という趣旨と解釈されたのだろう。

From Foreign Policy Magazine

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