ロシアは18日、北極圏の北方航路防衛の演習として、米アラスカ州の対岸の海域に設置した模擬目標に向けて巡航ミサイルを発射した。

演習はロシア極東連邦管区の北東端に位置するチュクチ自治管区のチュコトカ半島のほか、ベーリング海で実施。国防省によると、陸上部隊のほか、艦船や潜水艦発射ミサイルなどが投入され、約1万人の兵士が参加した。

ベーリング海を航行すると想定される敵艦の攻撃の訓練に、巡航ミサイル「バルカン」、「グラニット」、「オニキス」が数百キロの距離にわたって発射されたという。

ロシアはウクライナ戦争を進める中でも北極圏と極東での影響力拡大を図っており、昨年、北極海航路の開発に2035年までに約300億ドルの資金を投入する計画を発表した。

これとは別にロシア国防省は同日、バレンツ海上空のロシア領空に接近した米海軍のポセイドン哨戒機「P─8A」に対し、戦闘機「ミグ31」を緊急発進(スクランブル)させたと発表した。

[ロイター]
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