郭はまだ副総統候補を指名しておらず、その点も注目されるところだ。侯が郭の副総統候補になるために、国民党の指名を辞退する可能性は低いだろう。柯については、支持率2位の彼が郭の副総統候補となるために出馬を取りやめるとは思えないが、郭が柯に手を組むことを提案する可能性はある。

いま選挙戦をリードしているのは、民進党の頼だ。支持率は約40%に上る。

民進党が頼支持でまとまっていることを考えると、青色陣営の票が3候補に分散する状況は頼の勝算を高めるばかりだ。だが民進党は党内でセクハラの告発が相次いでおり、台湾版の#MeToo運動の様相を呈している。これが総統選に影響を及ぼすかどうかは、まだ分からない。

郭について言えば、野党内の政治的な不確実性と彼自身の個人的な「ブランド力」、そして財力が支えるうぬぼれが「自分ならやれる」という自信をもたらしている。

選挙まで4カ月ほどしかない。野党が候補者を一本化するなら急ぐ必要があるだろう。郭が野党統一候補にならないとすれば、頼が総統選で民進党に3回連続の勝利をもたらす道が、よりすんなり開けることになるかもしれない。

From thediplomat.com

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