井手 今までの時間術の本では、「SEEメソッド」のうち「Edit」ぐらいまでの話が多かったと思うのですが、「Enjoy」の項目が入っているのがすごく池田さんらしいと感じました。

やはり、「Enjoy」まで見ておかないと疲弊してしまうということなのでしょうか?

池田 そうですね。朝活を頑張る人って真面目で一生懸命で、いつも先回りでタスクを進めたり、〆切が不安だから前倒しで仕事をしたりする方がとても多いんです。

それ自体はいいのですが、そうしていると一生タスクは終わらないんですよね。

やりたいことは老後の夢、というのはあまりに悲しい気がします。

井手 どうしても「Show」「Edit」をしてから、他のタスクを入れてしまいがちですよね。なんでこんなに忙しいんだろう?と思うことが本当によくあります。

池田 私も子育てをしながら仕事をしていて、いつか時間ができるはずだと思って頑張ってきましたが、いつになっても時間はできないということに気づいたんです。

ならば、時間がない中でも何とか時間をこじ開けて「ME TIME」をつくらなければと思いました。

「ME TIME」をつくるために時間を管理する

井手 時間管理術といっても、「ME TIME」をつくるための時間管理だと思えば、気持ち向きも変わってきますよね

池田 『限りある時間の使い方』というベストセラー本があるのですが、私も感銘を受けました。私たちが持つ「限りある時間」を実際にどう使うべきかという実践編的な意味合いでも、『ME TIME』はお役に立てるのではないかと思います。

井手 何となくダラダラ時間を過ごしてしまうというのも、最近の傾向ではないかなと思います。

池田 「時間が溶けている」という表現を時々聞きますよね。

小さい氷がすぐ溶けてしまうように、時間も細切れだと溶けやすいんです。だから、「ME TIME」という大きい氷をつくることを意識すると良いですね。

井手 時間を有意義に使うという本当の意味を、改めて考えるきっかけになりました。忙しいのが好きな人はともかく、忙しいことが必ずしも有意義とは限らないですからね。

もう少し自分の時間が欲しいなと思っている方は、ぜひ手に取ってみてください。貴重なお話をありがとうございました!


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池田千恵(いけだ ちえ)

株式会社朝6時 代表取締役/早起きトレーナー/国家資格キャリアコンサルタント

外食ベンチャー、外資系戦略コンサルティング会社を経て、2009年に『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)を刊行。ベストセラーとなり、「朝活の第一人者」と呼ばれるようになる。夜型→朝型への実体験と、多くの人に早起き習慣化を指導した実績をもとに、2010年より朝専用手帳『朝活手帳』をプロデュース。13年連続で発売する人気手帳となる。「朝1時間」の業務改革による生産性向上の手法を企業に指導しているほか、個人に向けては、今のままの働き方で良いのか迷うキャリアの踊り場期に、朝時間でなりたい自分を言語化し、行動するコミュニティ「朝キャリ®」(https://ikedachie.com/course/salon)を主宰。2022年10月現在6歳の子どもを育てるワーキングマザー。

Twitter, Instagram @ikedachie

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flier編集部

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【解説動画】「ME TIMEとは?」「夜の時間の賢い使い方」
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