「幸せの正体」を科学で解き明かす

ディストピア禍の新・幸福論

 著者:前野隆司

 出版社:プレジデント社

私たちに、幸せな未来はあるのでしょうか?

本書は「幸せ」というテーマに正面から取り組んだ本です。

パンデミックの拡大、戦争の勃発、緊張感を増す国際関係、気候変動と自然災害など、世界的な問題が加速し続けています。足元では物価上昇が止まらず、格差が広がり、差別や貧困の連鎖が止まりません。現代は、まさに「ディストピア禍」といっても過言ではない様相を呈しています。

そんな時代に、私たちは幸せに生きることができるのか?

そもそも幸せとは何か?

どうすれば、あらゆる人が幸せに生きる世界をつくれるのか?

そうした哲学的・倫理的な問いに対して、科学的な研究の成果を踏まえながらロジカルに突き詰め、「幸せの正体」を解き明かします。人間の「心」の秘密、死の持つ意味、「利他」と幸せの関係......また、各界で注目が集まる「ウェルビーイング(well-being)」の概念についても詳細に解説しています。

著者は慶應義塾大学大学院の教授で「幸福学者」の前野隆司氏。

冒頭の一文への答えを、本書で探してみてください。

(担当編集者)

秀島史香さんが教える「話し方」

なぜか聴きたくなる人の話し方

 著者:秀島史香

 出版社:朝日新聞出版

テレビを1.5倍速で見る人が増えるなか、ラジオ人気が再燃しています。なぜラジオは、2時間、3時間でも聴き続けられるのでしょうか。それは、「耳だけ」で楽しんでもらうために蓄積してきた工夫があるからです。

著者の秀島史香さんは、ラジオだけでなくテレビのナレーションなど、幅広く活躍している、ラジオDJ歴25年の「話し方」のプロです。幼い頃からカッコいいDJに憧れながらも、緊張しやすい性格だったという著者が、トライ&エラーを繰り返しながら見つけた、ちゃんと伝わる、聴いてもらえる、そして自分も楽になれる方法を公開!

ラジオは秒単位で機転が求められる現場ですから、その方法は簡単かつシンプル。「会話にも『見出し』が必要!」「『会えてうれしい』は伝えた方がいい」「励ましに『~しないで』は禁物」など、日常でも役立つコツの数々を、ラジオのエピソードなどをまじえて軽快な文章で綴っています。すぐに真似できるノウハウが詰まった一冊です。

身構えず気負わず、気になるところからページをめくってみてください。

(編集部 森鈴香)

効率が上がる「図解メモ」の取り方