<高市早苗率いる自民党が先の衆院選で圧勝したが、中国のネット上ではこの結果を「中国外交の失敗」と見なす声も多い>

2月8日の衆議院議員総選挙で、高市早苗首相率いる自民党は3分の2を超える316議席を獲得し、歴史的な大勝を収めた。この結果は中国語圏のインターネットでも大きな反響を呼んだ。

中国のネットユーザーたちは、選挙前に中国官製メディアが報じた高市の不人気を皮肉り、結果を嘲笑した。

あるユーザーは中国中央電視台(CCTV)が2月6日にSNSの微博(ウェイボー)に投稿した記事「高市早苗は進退窮まる、早期辞任の可能性も」をわざわざ掘り起こし、「毎日のように『極右』と罵り、日本国民は彼女を嫌い街頭で抗議していると言っていたのに、結果は日本国民が投票で官製メディアの顔を地面に押し付けた」と、辛辣に書き込んだ。

中国のネット上では、この結果を「中国外交の失敗」と見なす声も多い。中国のいわゆる「戦狼外交」が、日本国内の反中感情をあおり、保守勢力を結集させたという分析だ。早稲田大学に在学中の中国人留学生が、中国語コミュニティーに投稿した内容が象徴的だ。

「日本中道層の現在の論理は『隣人が本当にこれほど強硬なら、こちらも棒を1本持つ必要がある』というものだ。最も困難だった国民的防衛教育を、私たち自身の行動が高市に代わって成し遂げてしまった」

「正常国家化」に向けた日本の一歩