オーストラリアは、来年2月に開催される北京冬季五輪への政府高官の派遣見送りを検討していると豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドが25日、報じた。

与野党の政治家が連邦政府に対し、北京大会をボイコットするよう求めているという。

外交的ボイコットは選手の参加は認めるものの、政府代表団を派遣しないというもの。

オーストラリアの外務省およびスポーツ省は現時点でコメント要請に応じていない。

バイデン米大統領は先週、北京大会の外交的ボイコットを検討していると明らかにした。中国の人権問題に抗議する姿勢を鮮明にする狙いがあるとみられる。

英国は、政府代表団について未定だが、ジョンソン首相の報道官が今週明らかにしたところによると、同氏はボイコット案を支持していない。

シドニー・モーニング・ヘラルドによると、豪政府はバイデン政権の決定を待ってから外交的ボイコットについて判断を下す方針という。

中国はオーストラリア最大の貿易相手国だが、両国の関係はオーストラリアが新型コロナウイルス発生源の独立調査を求めたことや、米英と創設したインド太平洋の新たな安全保障協力の枠組みなどを巡り、悪化している。

[ロイター]
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