アフガニスタンの新政権にとっては、輸入を絶やさないことが非常に重要になる。

これにより、アメリカが援助の打ち切りを武器に、新政権に影響力を振るいやすくなるとの見方もあるが、中国やロシア、サウジアラビアなど、ほかの国が援助を行う可能性もある。しかもこれらの国々は、女子教育や女性の就労に関してタリバン政権に注文を付けることはないだろう。

アフガニスタン旧政権が崩壊した主たる要因の1つが汚職の横行だったという点で、専門家の見方は一致している。

この考え方の延長で、アメリカが旧政権の汚職を撲滅していれば、タリバンの復活は防げたと主張する論者も多い。

しかし、それは幻想なのかもしれない。

外国からの援助が主な収入源になっている国では、どうしても汚職がはびこる。汚職が蔓延すれば、国民はほとんど恩恵を受けられない。

そのような状況では、国民が新しい政権の誕生を──あるいはアフガニスタンのように、前の政権の復活を──望むのも無理はない。

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