3月16日、アメリカのアジア系コミュニティーに衝撃が走る事件が発生した。

ジョージア州アトランタの3店舗のマッサージ店が白人男性によって銃撃され、犠牲者8人のうち6人がアジア系女性だったことから、アジア系を狙ったヘイトクライム(憎悪犯罪)との見方が浮上。

その後の警察の取り調べで容疑者は人種に基づく動機を否定したが、このところアメリカではアジア系を狙った犯罪が急増しており、バイデン米大統領も事件前の11日の演説でアジア系に対するヘイトクライムを非難していた。

犯罪増加の背景として、新型コロナウイルスを持ち込んだのが中国人であるとの偏見が広がっていると指摘されている。

6人

──ジョージア州の銃撃事件で亡くなったアジア系女性

2.49倍

──2020年に起きたアジア系へのヘイトクライムの前年比

3795件

──2020年3月〜2021年2月に起きたアジア系へのヘイトクライム

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます