安倍晋三首相は24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話会談し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、7月に予定されていた東京五輪を1年程度延期し、遅くとも2021年夏までに開催することで合意した。

夏季五輪が延期されるのは第二次世界大戦以降で初めて。

この合意を受けた関連団体の反応は以下の通り。

バッハIOC委員長

聖火はこのトンネルの出口にある光になる。

国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長

新型コロナウイルスの世界的流行の結果、東京パラリンピックを延期するのは完全に正しい。人間の健康は常にわれわれの最優先課題とする必要があり、いかなるスポーツイベントもこの流行時期に開催するのは不可能だ。

現時点の最重要事項はスポーツではなく、人の命を守ることだ。

米国オリンピック・パラリンピック委員会のハーシュランド最高経営責任者(CEO)

あなた方アスリートや世界の選手仲間、東京五輪の友人たち、日本国民、そしてこのパンデミックと五輪延期の決定に影響を受けた全ての人々のために心を痛めている。

この夏は選手たちの厳しい練習と人生の夢にとって絶頂の時となるはずだった。しかし、地域やお互いを気遣うために競技から一歩身を引くことは正しいことだ。(選手向けのメッセージで)

英国オリンピック委員会のアンダーソンCEO

延期を受け入れることは極めて悲しいことだが、新型コロナの破壊的なインパクトを考慮すると、支持できる唯一の決定だ。

今は東京五輪について考えるのをやめ、自宅にとどまり、家族と安全に過ごすべきだ。

世界陸連

(延期は)選手たちが求めていたもので、決定は全ての選手、技術関係者、ボランティアに対し、この前代未聞で不透明な時に小休止と確実性をもたらすだろう。

世界陸連のセバスチャン・コー会長

明らかに正しい決定だ。世界は非常に厳しく危険な状況にある。スポーツ界も同様だ。スポーツ界以外の世界の現状を踏まえると、予定通り進めることは間違っていると感じていた。