2020年東京五輪のマラソンと競歩の開催地が、国際オリンピック委員会(IOC)の提案通り札幌に決まった。変更に反対していた東京都は、同意はしないが決定を妨げない、と表明した。
会場変更は、東京都、政府、大会組織委員会とIOC調整委員会の4者協議で1日、決定した。IOCのコーツ調整委員長は会見で、会場変更の権限はIOCにあることで合意したとし、これ以外の競技会場の変更はしないと語った。
東京都の小池百合子知事は「IOCの決定に同意することはできないが、決定を妨げることはしない」とし、「あえて言うなら、合意なき決定だ」と述べた。
協議では、札幌に会場を変更することに伴う追加経費は東京都に負担させないことも決まった。
マラソンと競歩の開催地を巡っては、9月─10月にカタールのドーハで行われた陸上世界選手権のマラソン競技で暑さのため棄権する選手が相次いだことを受け、IOCが会場を東京から札幌に移す計画を発表、これに都知事が強く反発していた。
(宮崎亜巳)
[東京 1日 ロイター]

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