[北京 6日 ロイター] - 中国は国境を越えた汚職と闘うための新法を採択した。国営新華社通信が6日に報じた。この問題に関する国際協力を深化させ、中国の主権と安全を守ることを目的としているという。
汚職対策は習近平国家主席が掲げる主要テーマの一つ。
5日付の中国共産党機関紙・人民日報に掲載された記事で、反腐敗担当の最高責任者である李希氏は「国境を越えた汚職と闘うための法律を制定し、逃亡者の追跡、逃亡の防止、不正資産の回収に向けた取り組みを強化するとともに、国境を越えた汚職事件に対する法執行を強化すべき」と記した。
新華社によると、2025年8月に草案が審議されたこの法案は、今月、適用範囲を拡大するために見直され、より公正で国際的な反腐敗ガバナンス体制の構築を支援する条項が盛り込まれるなどした。
また、企業のコンプライアンス義務も強化され、国境を越えた事業に従事する中国企業に対し、その規模、事業活動、およびリスクの程度に見合った腐敗防止コンプライアンス体制の構築が義務付けられることになったという。