Steve Gorman Daniel Trotta

[ロサンゼルス 5日 ロイター] - 米カリフォルニア州のニューサム知事は5日、同州の死刑囚548人全員を減刑すると発表した。2028年の大統領選で民主党の大統領候補指名を目指すとみられている同知事は、死刑は道義的に間違っていると信じていると述べた。

548人の刑は、仮釈放資格のない終身刑に減刑されることになる。

「全てのカリフォルニア州民」宛ての3ページにわたる書簡で発表。知事は、死刑囚たちが「言葉では言い表せないほどの苦痛」をもたらしたとして有罪判決を受けたこと、また「多くのカリフォルニア州民は、残忍な犯罪を犯した者には死がふさわしいと感じている」ことを認めた。

「しかし、知事として、道義的に州が彼らを殺すことはできないと結論付けた」と記述。「これらの犯罪者は刑務所で死ぬことになるが、われわれの手によって死ぬことはない」とした。

ニューサム氏は、1期目の知事に就任して約2カ月後の19年3月、死刑執行の一時停止を宣言。カリフォルニア州で最後に死刑が執行されたのは、共和党のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が知事を務めていた06年のことだ。

同州では、有権者や州議会によって廃止されない限り、死刑は量刑の選択肢として法的に存続しており、将来の知事によって再び執行が再開される可能性がある。

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