[5日 ロイター] - 英自動車工業会(SMMT)が5日発表した10月の新車登録台数は、前年同月比5.4%増の15万2730台となった。メーカーが値引きを強化する中、バッテリー電気自動車(BEV)の割合は過去最高の32%に達した。
年初来のBEV登録台数は前年同期比30.4%増えて50万台を超えた。イラン戦争に伴う世界的な原油市場の混乱で燃料費が上昇し、消費者の内燃機関車離れが進んでいる。ただ、シェアは26.6%と、2026年に義務付けられた33%を大きく下回っている。
SMMTは、ゼロエミッション車(ZEV)の販売義務化制度について、より適切に需要を反映するよう目標を引き下げる「大幅な変更」を要請。下取り価格が下がれば、所有者が次の車を購入する余力が乏しくなると警告した。
SMMTによると、メーカーは基礎的な需要を上回る販売を実現するため、値引きや無利子ローン、頭金の補助、充電費用の補助に数十億ポンドを投じている。
SMMTと異なるデータと算出方法を用いる調査会社ニュー・オートモーティブが4日発表したデータでは、10月の英新車登録台数は26.9%増加した。