Kentaro Okasaka
[東京 6日 ロイター] - 赤沢亮正経済産業相は6日の閣議後会見で、先月実施されたバングラデシュのラーマン首相との会談に関する米短文投稿サイトのX(旧ツイッター)への日本語投稿が英語に自動翻訳された際、2024年に抗議デモを受けてバングラデシュから逃亡したハシナ前首相の名前に置き換わり、極めて多数の指摘を受けたと明らかにした。過去にもクウェート閣僚とのオンライン会談でも同様の誤記が生じたという。
赤沢氏は「翻訳の方だけ見ている方は完全に私が間違えていると思う。日本の経産相はいまだに、国外に出た前首相を今も首相だと思っているのだ、 これが日本のわが国に対する認識だといったもの(指摘)が相当数寄せられた」とし、こうした誤った認識が伝わることは「由々しき事態だ」と説明した。過去にはラトニック米商務長官の名前も誤表記され、本人から連絡が来たこともあったという。
赤沢氏は「AI(人工知能)が勉強が足りずに前首相の名前を挙げた」と指摘。Xに訂正を依頼したとした上で「人名を誤訳してしまうようなプラットフォームには抜本的な改善をお願いしたい。今後、同社に対しては自動翻訳で同様の誤りが生じないよう申し入れていきたい」と述べた。