Daniel Trotta

[5日 ロイター] - 全米第2の都市ロサンゼルスの市長選で、民主社会主義勢力が支持する市議のニティア・ラマン氏が接戦の末に当選を確実にした。現職のカレン・バス氏が5日に敗北を認めた。全米で民主社会主義者や進歩派が中道派を破る流れに続いた。

ラマン氏はインド生まれの都市計画専門家で、20年に市議に初当選。ホームレス支援に取り組み、かつてはバス氏の盟友だった。ラマン氏は民主社会主義を掲げて昨年当選した最大都市ニューヨークのマムダニ市長との比較を受け入れながらも、同氏の模倣に過ぎないとの見方を否定している。

選挙戦ではホームレス問題が大きな争点となった。25年の市内のホームレスは約4万4000人で、約2万7000人が路上や車内などで生活していた。ラマン氏は手頃な価格の住宅や公園、交通網を整備し、働く人々と家族が安全に暮らせる街をつくると表明した。

市初の女性市長であるバス氏は22年の就任時、ホームレス対策を最優先課題の一つに掲げたが、進展が不十分だと批判を浴びた。12人が死亡し、6800棟余りが焼失した25年1月のパリセーズ火災への市の対応も批判され、逆風となった。

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