[ロンドン 5日 ロイター] - 米金融大手JPモルガンは5日、広く利用されている現地通貨建ての新興国市場債券指数シリーズ「GBI―EM」に、2027年1月29日から10カ月かけてサウジアラビアとフィリピンを組み入れると発表した。
• 組み入れの概要は4月に初めて示されていた。サウジのリヤル建てソブリン債(スクーク=イスラム債)とフィリピンのペソ建て国債が同指数に加わる。
• 両国のウエートは段階的に引き上げられる。組み入れ完了時のサウジの比率は当初示された水準をやや上回る2.71%、フィリピンはやや下回る1.64%となる見通し。
• 対象はフィリピン国債9銘柄(額面総額500億ドル)と、サウジのスクーク8銘柄(同790億ドル)。
• 2カ国の組み入れは指数全体の見直しの一環。この見直しでは、単一国のウエート上限「カントリーキャップ」を現行の10%から9%に引き下げる。
• この結果、中国、インド、メキシコ、マレーシア、インドネシアなど主要市場のウエートは、新たな上限まで引き下げられる。