[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコ銀行(中央銀行)は5日、市場の据え置き予想に反し、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて6.25%とした。中銀は今回の利下げを「1回限りの調整」と説明した。

5人の理事の判断は分かれた。総裁を含む3人が利下げを支持、2人が据え置きを主張した。

中銀は、先行きの政策金利据え置きを示唆。新たな水準に政策金利を長期間維持することでインフレ率の目標への収束を後押しでき、対外的なマクロ経済上の課題にも引き続き適切に対応できると説明した。

また、2026年第4・四半期の総合インフレ率の予想を3.5%から3.7%に、コアインフレ率の予想を3.6%から3.7%にそれぞれ引き上げた。インフレ率が27年第4・四半期に目標の3%に収束するとの見通しは維持した。

メキシコ経済は第3・四半期に予想を上回るペースで拡大した。

ただ中銀は、予測期間を通じて経済の供給余力が残り、経済活動の下振れリスクも続くとの見方を示した。米国の政策変更や地政学的紛争が激化する可能性も引き続き見通しを不透明にしていると指摘し、これらの影響はインフレ率に上昇・低下の両方向の圧力を及ぼす可能性があるとした。

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