[ワシントン 5日 ロイター] - 米労働省が5日発表した10月31日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比6000件減の18万9000件となった。堅調な労働市場を背景に一時解雇(レイオフ)が低水準にとどまる中、1969年以来、57年ぶりの低水準となった7月中旬の水準と並んだ。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は19万6000件だった。
10月24日までの1週間の継続受給件数(季節調整済み)は2万3000件増の171万8000件と、依然として低水準となった。
今回のデータは6日に発表される10月の雇用統計の調査期間と重なっていない。
これとは別に再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが発表した統計によると、米企業が10月に発表した人員削減計画数は前月比2%増の4万3994人となった。前月からは増加したものの、同月としては2023年以来の最低水準となった。
前年同月比では71%減少した。
10月の採用計画数は前年同月比57%増の44万4692人と、同月としては09年以降の高水準となった。ただ、その大半は季節的な雇用である可能性が高い。
同社のアンディ・チャレンジャー最高収益責任者(CRO)は、「雇用主は年末商戦に向けて既存の従業員を温存しており、発表されている採用計画の多くは短期的な季節労働だ」と指摘。「企業は正社員を増員することなく、年末商戦の需要に対応できる柔軟性を求めている」との見方を示した。