Nerijus Adomaitis Terje Solsvik

[オスロ 5日 ロイター] - ノルウェー中央銀行は5日、政策金利を4.50%に据え置いた。インフレを抑えるため、追加利上げの可能性があると改めて表明した。ロイターが調査したエコノミスト全員が据え置きを予想していた。

バーチェ総裁は声明で「政策金利を当面、高水準に維持する必要があるだろう。妥当な期間内にインフレ率を目標まで引き下げるため、必要であれば利上げする用意がある」と述べた。

ノルウェークローネは0917GMT(日本時間午後6時17分)時点で1ユーロ=10.44クローネと、発表直前の10.43クローネから小幅に下落した。

中銀は中東の紛争が引き続きインフレ見通しに大きな不確実性をもたらしており、今後の政策金利は経済の動向次第だとした。

声明で「委員会は9月の金融政策会合以降、ノルウェー経済の見通しが大きく変わったことを示す情報を得ていない」とした。中銀は9月、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げた。

<インフレ率、目標の2%を上回る>

ノルウェーの9月のコアインフレ率は前年同月比3.0%と、中銀が目標とする2%程度を上回った。このため金利が高水準で維持されるとの見方が強まっている。

中銀は政策審議で、クローネが9月以降に想定以上に上昇し、今後はインフレを抑える方向に働くと指摘した。一方、エネルギー価格が想定を上回り、インフレを押し上げているとした。

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