ソウル株式市場は5%超下落し、終値で7カ月ぶりの安値を付けた。米中間選挙での民主党勝利を受け、人工知能(AI)投資の減速懸念から米ハイテク株が下落。韓国の半導体株も売られた。
総合株価指数(KOSPI)は前日終値比300ポイント(5.28%)安の5383.80で終了。終値として4月3日以来の安値となった。
取引時間中には、プログラム取引を一時制限する「サイドカー」が発動され、下落率は一時6.1%に達した。
前日の米株式市場は、中間選挙の結果を受けて政治的不透明感が和らぎ、リスク選好が高まったことで大幅高となった。ただ、AI規制強化への懸念からデータセンター関連株は下落。フィラデルフィア半導体指数は3.1%下落した。
韓国企画財政省は、米国のAI関連政策・規制の変化を注視すると表明した。
半導体大手のサムスン電子は7.57%、同業のSKハイニックスは9.46%、それぞれ下落した。
電池大手のLGエナジー・ソリューションは2.54%安。同業のサムスンSDIとSKイノベーションはそれぞれ6.61%、7.68%下落した。これらの銘柄は前日、民主党の気候変動対策重視の政策によって電気自動車(EV)の需要が拡大するとの期待から上昇していた。
電池材料メーカーのLG化学とポスコ・ホールディングスも下落した。
取引された912銘柄のうち、344銘柄が上昇、537銘柄が下落した。
海外投資家は3兆4000億ウォン(25億3000万ドル)相当の株式を売り越した。
シドニー株式市場は急伸し、1年超ぶりの大幅高で引けた。米中間選挙を受けイラン戦争終結への期待が高まった。主要指数は9000の大台を突破した。
S&P/ASX200指数は2.6%高の9065.10で終了。9月以来の高値を付け、2025年4月以来の大幅な上昇率を記録した。
原油価格は1バレル=100ドルを割り込んだ。
バンテージ・マーケッツのシニアマーケットアナリスト、ヘベ・チェン氏は「豪株はきょう、安心感から力強く上昇している。全11業種のうち8業種が上昇しており、投資家のリスク選好が回復しつつあることを示している」と述べた。
資源株指数は8%近く上げ構成指数で上昇率トップとなった。2020年3月以来の大幅高だった。BHPは6.2%、リオティントは7%、それぞれ上昇した。
ヘルスケア株指数は3.6%高、情報技術株指数は10.1%高となった。
原油価格の急落が追い風となり、カンタス航空は6.2%急伸。競合のヴァージン・オーストラリアは11.2%上昇した。
一方、エネルギー株指数は4.8%下落し、終値で7月下旬以来の安値を付けた。ウッドサイド・エナジーは6%、サントスは5.4%、それぞれ下落した。
金融株指数も下落。ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は5.4%安。通期利益の減少幅が予想以上となり、信用減損費用が約86%増加したことが嫌気された。
チェン氏は、NABの急落は決算が予想を下回ったことが要因とみられると指摘。ただ、金利の変動、不動産市場の軟化、借り手の資金繰り悪化が大手行を圧迫しており、銀行業界全体の見通しも不透明感が増していると述べた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
韓国 総合株価指数 5383. -300. -5.28 5580. 5586. 5336.
80 00 09 46 88
前営業日終値 5683.
80
台湾 加権指数 41574 -1,37 -3.20 42666 42873 41513
.72 4.19 .13 .81 .57
前営業日終値 42948
.91
豪 S&P/ASX 9065. +230. +2.61 8834. 9065. 8834.
指数 100 600 500 100 500
前営業日終値 8834.
500