[上海 5日 ロイター] - 中国の21世紀経済報道は5日、珠海市政府高官の話として、経営難に陥っている複合企業の珠海華発集団が地元政府から資金供給を受けたと報じた。市は同社を「全面的に支援」しているという。
華発は珠海市傘下の国有企業で、不動産や都市開発などを手掛ける。中国メディアは先週、同社が満期を迎えた信託商品2本を償還できず、一部の銀行融資について返済期限の延長を求めていると報じた。
珠海市国有資産監督管理委員会の鄒暉主任は21世紀経済報道のインタビューで、市は華発に400億元(60億ドル)超の資金を供給しており、さらに700億元の資金調達を調整する計画だと述べた。「現在の課題に共に適切に対応する自信と決意がある」と語った。
華発集団の郭瑾董事長は同じインタビューで、過去1週間に複数の債券の元利金を期日通りに支払ったと述べた。不動産販売を加速させているとし、遊休地を売却する方針を示した。不動産サービスや観光事業など、多角化した事業は安定したキャッシュフローを生み出していると説明した。
華発の2029年償還債は5日序盤の取引で17%反発し、85元となった。ただ、先週の100元前後の水準は下回っている。