Siyi Liu
[シンガポール 5日 ロイター] - 5日アジア時間の原油先物は4日続落している。米中間選挙でトランプ大統領の共和党が敗北したことを受け、米国とイスラエルによる対イラン戦争が一段と激化するリスクが低下するとの見方が広がった。
0211GMT(日本時間午前11時11分)時点で、北海ブレント先物は0.97ドル(1.03%)安の1バレル=93.65ドル。米WTI先物は1.14ドル(1.29%)安の86.98ドル。
両指標とも前日は8%超下落し、清算値は8月31日以来の安値となった。
紛争が解決すれば、戦争で影響を受けた中東からの石油供給が回復する可能性がある。ただ、アナリストらは先行きが依然不透明だと警告している。
スパルタ・コモディティーズのシニア石油アナリスト、ジューン・ゴー氏は「市場は中間選挙がイラン戦争を巡るトランプ氏の次の行動に与える影響を見極めつつ、戦争終結の可能性の高まりを織り込んでいる」と指摘。
「ただ、戦争終結に向けた本格的な外交への道筋には依然として多くの不確定要素がある上、世界の戦略備蓄は大幅に減少しており、相場の変動は今後も続くだろう」と述べた。