Siddhi Mahatole
[4日 ロイター] - 米ペンシルベニア州の保健当局は4日、今年の州内の麻疹(はしか)関連死者が6人になったと発表した。同州は今回の流行の中心地となっており、全米で報告された感染者の相当な割合を占めている。
州保健局によると、新たに死亡が確認されたのはワクチン未接種のジェファーソン郡住民で、検査で陽性となっていた。11月4日時点の州内の麻疹感染者は1467人で、このうち283人が入院した。
厚生省は今回の死亡に哀悼の意を示した上で、州や地元の保健当局と協力して流行の調査や対応強化に当たるため、疾病対策センター(CDC)が追加の支援要員を派遣したと説明した。またCDCは、2027年の大半を通じてペンシルベニア州の対応を支援するため、緊急資金として約400万ドルを拠出したという。
ニューヨーク州でも、子どもの麻疹関連死が30年以上ぶりに報告されたばかり。CDCのデータによると、全米の麻疹感染は10月29日時点で4852人に上る。
一方、世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)の専門家委員会は来週、米国が00年から維持している麻疹の排除認定基準を引き続き満たしているかどうかを判断する見通しだ。