・ネットワンシステムズ<7518>

企業や官公省に向けてネットワーク構築を手掛けているネットワンシステムズ<7518>は、この分野では国内最大手。

通信機器の世界的大手企業である米シスコシステムズ<CSCO>の製品取扱いが国内屈指であることや、NTTドコモとの取引関係が深いこと、5Gは大量のデータでやり取りを行うためにネットワークとセキュリティの増強や強化を行う必要があることから注目を集めています。

kabumado190617-chart4b.png(Chart by TradingView

・Jストリーム<4308>

ネット動画のライブ中継やオンデマンド放送の動画ストリーミング配信事業を手がけているJストリーム<4308>。5Gが来年商用化されれば、高速大容量の通信が可能になり、360度カメラによるVR映像のライブ配信など、同社のビジネスが飛躍的に高まる可能性があります。

kabumado190617-chart5b.png(Chart by TradingView

期待は大。落とし穴も大?

5G元年といわれる2019年は、年明けから5Gの象徴的な銘柄であるアンリツ<6754>が急騰し、それに続いてsantec<6777>など本命銘柄や関連銘柄が上昇しました。

しかし、4月25日にアンリツが発表した2020年3月期の会社予想は大幅な営業減益となり、業績期待の大きかった分、大きく値を下げました。年初から堅調なパフォーマンスを見せてきた5G関連銘柄に、一旦ブレーキがかかった格好です。

5Gのようなテーマ株への投資では、関連ニュースで盛り上がったときに高値掴みをすると、ネガティブな材料で下落に転じた途端に大損してしまうことがあるので、十分な注意が必要です。

そうはいっても、5Gの本格的な導入は2020年とこれからです。国と民間が一体になって実用化に動いている「国策銘柄」とも言えるため、今後も相場の中心的テーマではあり続けそうです。

[筆者]

岡田禎子(おかだ・さちこ)

証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう活動中。個人投資家としては20年以上の経験があり、特に個別株投資については特別な思い入れがある。さまざまなメディアに執筆するほか、セミナー講師も務める。テレビ東京系列ドラマ「インベスターZ」の脚本協力も務める。 日本証券アナリスト協会検定会員(CMA) ファイナンシャル・プランナー(CFP ®)

※当記事は「株の窓口」の提供記事です
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