Noriyuki Hirata

[東京 30日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比2.54%(1639円69銭)安の6万3019円78銭となった。米国で決算を発表したアマゾン・ドット・コムや半導体大手インテルの株価が時間外取引で急落し、国内の人工知能(AI)・半導体関連株を中心に嫌気する売りが強まった。一時3%安に下げを拡大した。きょうは日銀の金融政策決定会合の結果発表や国内主要AI企業の決算発表を控えており、売りが一巡した後は安値圏でのもみ合いに移行した。

・日経平均はAI・半導体関連株の下げが主導し、一時3.01%(1948円05銭)安の6万2711円42銭に下落

・米アマゾン・ドット・コムや半導体大手インテルの決算発表後の時間外取引での株価急落が投資家心理冷やす

・日経平均先物にまとまった売りが断続的に出て下げに弾み

・アドバンテストは7%安、東京エレクトロン約5%安、ソフトバンクグループ6%安など関連株は軒並み大きく下落、イビデンはストップ安

・時間外取引の米ナスダック先物は2%超安となり投資家心理の重し。韓国KOSPI5%安、台湾加権指数3%安

・決算手掛かりの個別物色は活発。コナミグループやタカラトミーは急伸

・東証プライム市場では値上がり銘柄数と値下がり数がきっ抗。好調な決算を背景に底堅さも意識

・きょうは日銀会合の結果発表や総裁会見のほか、東京エレクトロンやキオクシアホールディングスなど主要ハイテク企業の決算発表予定も

・TOPIXは1.3%安の3951.23ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆9088億0800万円

・東証33業種で上昇したのは、空運、海運、小売の14業種、下落は非鉄金属、電気機器、ガラス・土石の19業種

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが740銘柄(47%)、値下がりは774銘柄(49%)、変わらずは37銘柄(2%)

<岩井コスモ証券 投資情報センター長 林卓郎氏>

「米アマゾンやインテルの株価急落嫌気のほか、前日のTOPIX銘柄入れ替えに伴う需給の余韻も」

「企業決算は幅広く上振れ傾向がみられ、株価は耐える力はあるのではないか」

「下値めどは6万2000円を意識」

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