[ウェリントン 30日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)金融政策委員会のカレン・シルク委員は30日、インフレ圧力が続き、世界経済と国内経済が引き続き予想以上の底堅さを示せば、12月の利上げは正当化されるとの見方を示した。

シルク氏を含む3人の委員は28日の会合で、政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を25ベーシスポイント(bp)引き上げて3.0%とすることを支持した。この会合では4人が2.75%での据え置きに票を投じた。据え置き決定は市場の予想に反した。

シルク氏はロイターとのインタビューで「今後6週間で、もう少しデータが得られる」としながらも、「こうした状況が続くようなら、私の考えは今回示した通りだ」と説明。

利上げを支持したのは、中東紛争の再燃が原油価格、海上輸送費その他の輸入コストを押し上げているためだと述べた。

総合的に判断すると、利上げを実施していれば「インフレがさらに定着する」事態を防ぎ、「後になって一段の利上げが必要になるリスクを減らす可能性があった」との見方を示した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。