[ワシントン 29日 ロイター] - 米労働省が29日発表した10月24日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1000件減の19万4000件となった。57年ぶりの低水準付近で推移し、労働市場の底堅さを示唆した。

申請件数は9月中旬以降、概ね20万件を下回る水準で推移しており、1969年以来の低水準となった7月中旬の18万9000件に迫っている。

エコノミストは、労働市場が依然として「低採用・低解雇」の状態にあると見ている。国内需要の堅調さを背景に企業収益は好調で、一時解雇(レイオフ)は歴史的な低水準付近にとどまっている。一方、米・イスラエルとイランの戦争が継続していることから、企業は人員増に慎重になっているとエコノミストは指摘した。

10月17日までの1週間の継続受給件数(季節調整済み)は2万1000件減の170万1000件。

今回の継続受給件数のデータは10月の雇用統計の調査期間と重なっている。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。