Lucia Mutikani

[ワシントン 29日 ロイター] - 米商務省が29日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比3.4%増加し、市場予想を上回った。底堅い個人消費と人工知能(AI)関連の企業投資が、中東紛争に伴う原油価格上昇の影響を補った。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は3.2%増。予想の範囲は1.0─4.2%増だった。

AI関連支出の存在感が一段と増していることから、高いGDP成長率が経済の実態を正確に映していない可能性をエコノミストの一部は指摘している。

経済の3分の2超を占める個人消費は3.8%増、第2・四半期も3.8%増だった。賃金の伸びがインフレ率を下回る局面はあるが、解雇が低水準で採用が緩やかに進んでいることが消費を支えている。

ただ、家計は貯蓄を取り崩して支出を補っている。イラン戦争が長引き、ガソリンの平均価格が1ガロン=4ドルを上回る中、エコノミストは個人消費の減速を予想していた。

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