[ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が29日発表したデータによ​ると、9月の住宅ローン承認件数は5万3443件で、8月の5万4814件から減少し、2023年12月以来の低水準となった。借り入れコストの上昇を受けた。一方、家計向け無担保融資は大幅な前年比伸び率を記録した。

住宅ローン承認件数は市場予想を下回った。

承認件数に遅れて推移する傾向のある住宅ローン純融資額も予想以上に減少し、5月以来の低水準となる38億6600万ポンド(51億5000万ドル)となった。

金融助言会社ブロードストーンのシニアディレクター、リチャード・ピンチ氏は「住宅ローンの承認件数と借入額の継続的な減少は、購入力の制約や住宅ローンコストの上昇が需要を圧迫する中、住宅市場がますます圧迫されていることを示している」と述べた。

家計の需要を反映すると見なされる一方で、家計の逼迫も示すとされる消費者向け無担保融資は、前年同月比で9.8%増加し、18年4月以来の高い伸びとなった。

9月単月では、無担保融資は19億1400万ポンド増加したが、これは予想をわずかに下回り、過去最高だった8月の26億8300万ポンドから減少した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。