[29日 ロイター] - 独スポーツ用品メーカー、アディダスは29日、最大市場ながら業績が最も低迷している欧州で、第4・四半期に売上高が増加に転じるとの見通しを示した。

声明で「売り上げ計上時期のずれと卸売先への出荷増により、欧州の第4・四半期の売上高は1桁台後半の伸びになると見込む」とした。

JPモルガンのアナリストはリポートで、欧州事業の改善見通しは市場に安心感を与えるはずだと指摘した。アディダス株は序盤の取引で2.5%上昇した。

第3・四半期の欧州の為替変動の影響を除いた純売上高は4%減の22億4000万ユーロ(25億ドル)だった。一方、北米は12%増、中華圏は13%増となり、中華圏では米ナイキを上回る伸びを示した。

マーケティング・店頭販促費は4%増の8億3300万ユーロとなった。

アディダスは既に公表していた第3・四半期決算と上方修正後の通期業績見通しを確認した。ランニングとサッカー関連商品の好調な販売を理由に挙げた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。