Jakob Van Calster
[29日 ロイター] - オランダの銀行大手INGが29日発表した第3・四半期決算は、純利益が前年同期比3.5%増の18億5000万ユーロ(20億6000万ドル)となったが、アナリスト予想の19億7000万ユーロを下回った。貸倒引当金の増加などに圧迫された。
また、16億5000万ユーロ規模の新たな自社株買いを発表。2027年1月に2億5000万ユーロの追加現金配当を行うことも明らかにした。
INGの株価は取引序盤に約3%安。KBC証券は「やや野心的過ぎた」期待が満たされなかったと指摘した。
INGの最高リスク責任者であるアンドレア・チェザローニ氏は電話会見で、貸倒引当金の増加は、主に方法論の変更によるものであり、基調的な信用の質の悪化によるものではないと説明。「それ(一時的な項目)を除けば、当社のリスクコストはおおむね安定しており、これまでの四半期と同水準だっただろう」と述べた。
資本力の主要指標であるCET1比率は13.3%となり、アナリスト予想を上回った。
また、同行はホールセール・バンキング部門の再編を発表し、世界全体で約400人の人員削減が見込まれると述べた。