Noriyuki Hirata
[東京 29日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に続伸し、前営業日比0.28%(177円09銭)高の6万4131円28銭となった。決算が好感されたアドバンテストの株高が指数の押し上げに寄与した一方、韓国サムスン電子の決算発表後の株価下落が嫌気され、日経平均は一時マイナスに転じる場面もあった。
・日経平均は小幅プラスで始まり、一時1.32%(843.14円)高の6万4797円33銭に上げを拡大
・前日に好決算を発表したアドバンテストが1銘柄で日経平均を400円程度押し上げ
・韓国のサムスン電子株は決算発表後に下落。韓国KOSPIがマイナスに転じ、日経平均も一時マイナスに
・時間外取引の米ナスダック先物安も投資家心理の重し
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は無難に通過との受け止め
・データセンターに大規模投資する米ハイパースケーラーの資金調達懸念が緩和し米国市場では半導体株高
・米時間外に決算発表したマイクロソフトは株高、グーグルの親会社アルファベットは株安とまちまちの反応
・日本時間のあす朝には米アマゾン・ドット・コムが決算発表の予定
・TOPIXは0.3%安の3979.89ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆4750億1200万円。
・東証33業種で上昇したのは、鉱業、電気・ガス、医薬品の14業種、下落は電気機器、機械、金属の19業種。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが478銘柄(30%)、値下がりは1024銘柄(66%)、変わらずは47銘柄(3%)。
<三木証券 商品部投資情報課次長 北沢淳氏>
「旺盛なAIインフラ投資への期待と、その継続性への懸念との間で投資家心理は揺れ動き」
「米ハイパースケーラー決算からはAIサービスの伸びもうかがえる」
「中銀イベントや中間選挙を通過すれば不透明感が和らぎ、年末に向けては株高期待の高まりも」