Luc Cohen Andrew Goudsward Nate Raymond
[28日 ロイター] - 米ロサンゼルスの連邦地裁は28日、カリフォルニア州の登録有権者2万人超について、市民権を持たない可能性が高いとして中間選挙の郵便投票の集計を一時差し止めるよう求めた司法省の請求を棄却した。司法省は直ちに控訴した。
地裁は、選挙直前の請求は州が選挙を管理する憲法上の原則に反すると指摘。政権の主張を認めれば混乱を招き、多数の有権者が投票権を失う恐れがあると警告した。
州側は、市民権を持たない人の投票を防ぐ仕組みは強固だとし、司法省の主張は疑わしいデータに基づいており、差し止めを認めれば有資格者の投票権を奪いかねないと反論していた。
今回の判断は、11月3日の中間選挙を前に連邦政府の選挙への関与拡大を目指すトランプ政権に新たな打撃となった。トランプ大統領は市民権を持たない人の投票が横行していると主張するが、複数の研究や州の監査によると、こうした不正投票はまれだとみられる。