[28日 ロイター] - 米物流大手フェデックスは28日、米国内で配送を担う外注トラック事業者への支払い増加が第3・四半期の主力事業である米国内航空便(エクスプレス)部門の利益率を押し下げたと明らかにした。年末商戦で取扱量が増える第4・四半期には、この影響がさらに大きくなる見通しを示した。

第3・四半期の調整後1株利益は前年同期の2.93ドルから3.74ドルへ28%増加し、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の3.36ドルを超えた。価格改善や取扱量増加、コスト削減策が寄与したほか、自社株買いも押し上げ要因だった。

ただフェデックス株は時間外取引で一時3.2%下落し、利益率への懸念が重荷となったことが示された。

米国内航空便部門の営業利益率は前年同期の6.8%から6.6%に低下。輸送能力の約10%を担う外注トラック事業者への支払単価の上昇が主因で、軽油価格の高騰やドライバー不足を背景に、委託費用が上昇している。

クロード・ラス暫定最高財務責任者(CFO)は「第4・四半期の繁忙期には、より大きな影響が出ると見込んでいる」と述べた。繁忙日には1日当たりの取扱量が通常の2倍に達する場合もあるという。

ラジ・スブラマニアム最高経営責任者(CEO)は「収益性の高い成長に注力しながら、サービス提供コストの削減に向けた規律ある事業運営を継続する」と述べた。

2026年通期の調整後1株利益見通しは18.00-18.60ドルで、市場予想の17.73ドルを上回った。フェデックスは、6月1日に貨物輸送部門を分離したことに伴い、今回から従来の会計年度ベースではなく暦年ベースで業績を報告している。

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