[クアラルンプール 28日 ロイター] - マレーシア税関当局は28日、今月に入り約4950万リンギ(1211万ドル)相当の先端人工知能(AI)半導体を押収したと発表した。当局は同国の主要空港を通じて高性能半導体を密輸した疑いのある組織に対する捜査を進めている。

• マレーシアは2025年、米国由来の先端AI半導体について輸出規制を導入した。中国への流入を食い止めるよう米国から圧力を受けたことを踏まえた措置。

• クアラルンプール国際空港のアスパリラ・アグ・トゥア税関長は記者団に対し、15日に同空港の自由貿易地区で検査を行い、先端AI半導体を搭載したサーバー30台を発見したと明らかにした。

• 初期捜査によると、貨物はアジアのある国から到着し、域内の別の国に再輸出される予定だった。こうした取引には貿易許可が必要という。

• 税関長は「サーバーは電子部品と偽って申告されていた。次の目的地への輸出時に規制を受けないよう、マレーシアを経由して輸送されていた」と述べた。

• 税関長によると、今回の輸送には、税関当局が6月に阻止した同様の密輸未遂事件に関与した組織が関わった疑いがある。

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