Stanley Widianto Xinghui Kok
[ジャカルタ 27日 ロイター] - シンガポールのバラクリシュナン外相とインドネシアのナシル外相が27日、ジャカルタで会談した。両国間に緊張をもたらしているインドネシアの森林火災による煙害について、共同で対処するタスクフォースの設置について協議した。
ナシル氏は会談後、タスクフォースの内容について、情報の共有、国境を越えた証拠の収集に加え、森林火災に関連した企業からの資産回収さえ視野に入れていると説明。「これらの企業の資金の流れを追跡しなければならない。シンガポールからは、火災に関連した企業に関するデータ提供の申し出があった」と語った。
バラクリシュナン氏は「シンガポールはインドネシアと連帯している。(煙害は)共通の課題であり、共同で取り組むのが最も効果的だ」と述べた。
今回の火災はインドネシアで呼吸器系疾患の急増を引き起こし、シンガポール、マレーシア、東ティモールにも煙害を及ぼしている。ナシル氏は、インドネシア、シンガポール両国はこの火災について率直に話し合えるほど成熟していると述べた。
インドネシアが今月、国内供給の確保を理由にシンガポールへの天然ガス供給の削減を決定したことについては、両外相とも触れなかった。