[27日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ウクライナ軍が一連の攻撃を通じて領土を奪還していると述べた。
夜のビデオ演説で、4年半に及ぶ戦争の中でウクライナ軍の戦況はこのところ最も良好だと指摘。欧米の同盟国から防空システムの供与が増えれば、さらに優位に立てると強調した。
軍幹部の報告を引用し、北東部でパイプラインを利用した「ベレス」作戦に初めて言及。東部での空中強襲作戦や、そのさらに北方で重要地域でのロシア軍の前進を阻止するために実施した「ビバルディ」作戦にも触れた。
ベレス作戦は、北東部ハルキウ州の都市クピャンスク近郊で実施したという。同市はウクライナ軍が2022年終盤に奪還したが、その後もロシア軍の圧力に絶えずさらされている。
ゼレンスキー氏は「綿密に計画され、技術を駆使した強力な作戦だ。ロシア軍は地下のガスパイプラインを使って、われわれの陣地を迂回して前進しようとした」と説明。「われわれの兵士はこの戦術を逆手に取り、地下インフラを占領者に対して利用して、極めて大きな成果を上げた」と語った。