[ワシントン 27日 ロイター] - 米軍は27日、東太平洋で船舶を攻撃し、5人が死亡したと発表した。米政府が「麻薬テロリスト」を標的としていると主張する一連の攻撃の最新事例となるが、人権専門家はこうした攻撃を超法規的殺害だと非難している。
• 米南方軍はXへの投稿で、「東太平洋の既知の麻薬密輸ルートを航行する高速艇に対し、殺傷力を伴う武力攻撃を実施した」と明らかにした。
• 「確認済みの情報」に基づき、船舶が麻薬密輸に積極的に関与していたと主張したが、詳しい説明はしなかった。「麻薬テロリスト」の5人が死亡したとした。
• トランプ米政権は、2025年9月以降に攻撃した船舶について、麻薬を輸送していたと主張。米軍がカリブ海と東太平洋で実施したこうした船舶への攻撃で230人以上が死亡している。
• ヒューマン・ライツ・ウォッチやアムネスティ・インターナショナル、独立した国連の専門家は、一連の攻撃を違法な超法規的殺害だと批判。米自由人権協会(ACLU)は、標的とした人物に対するトランプ政権の主張について「裏付けのない、恐怖をあおるものだ」と非難した。