[ワシントン 19日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは、全米各地で17日に開催されたトランプ米政権に対する抗議活動「NO KINGS(王はいらない)」の主催者や参加者が利用していたインスタグラムのアカウントが活動中に一時停止されていたと明らかにした。メタの担当者は「心からおわびする」と陳謝した。
アカウント停止の理由について、利用が短期間に集中した際、通常の閲覧ではなく、特定の作業を自動処理する「ボット」によるものと似たアクセスが増えたためだと説明している。
17日には数千の集会が開かれ、参加者はトランプ大統領による強硬な移民政策やイラン攻撃などを非難し、11月3日の米中間選挙の期日前投票を呼びかけた。その際、参加者らのインスタグラムのアカウントが1時間超、利用できなくなった。
メタの広報担当アンディ・ストーン氏は交流サイト(SNS)Xへの投稿で、復旧作業に時間がかかったと説明。セキュリティーシステムで、投稿やハッシュタグを読み取る人工知能(AI)ツール「クロード」の使用急増が検知され、「自動保護機能が誤ってアカウントを停止した」と説明した。
集会主催者は19日、SNSブルースカイで「インスタグラムの停止だけでなく、抗議活動や期日前投票に関する内容がメタのプラットフォーム全体でアクセスができなくなったり、制限されたりしたとの報告を受けている」と指摘。「選挙を数週間後に控え、謝罪だけでは不十分だ。説明責任を果たすことや具体的な対策が必要だ」と訴えた。