[カイロ 19日 ロイター] - イスラエルは19日、パレスチナ自治区ガザへの商業物資の搬入を再開すると発表した。援助に依存するガザへの食料など生活必需品の重要な供給ルートが復活する。物資搬入は、パレスチナのイスラム組織ハマスと商人の間の課税を巡る対立で数日間停止していた。
ガザでの人道問題を管轄するイスラエル軍機関「COGAT」は、ハマス当局がトラック1台当たり1万シェケル(3225ドル)の支払い要求を取り下げたと商人側が報告したことを受け、再開を決定したと説明した。
COGATは「調整の再開は、停戦合意の人道的条項を順守するというイスラエルの約束に沿って実施される」と表明した。商人側の説明は独自には確認できていないとした上で、搬入は段階的に再開し、冬を前に生活必需品が優先されるとした。
支払いが銀行振込を通じてのみ行われ、記録に残る形で授受されるよう監視を強化する。ハマスに支払いを行ったことが判明した商人はシステムから排除されるという。
ハマスは、1万シェケルの費用は戦禍で荒廃した地域で困窮者を支援する「基金」への裕福なガザ住民による任意の拠出だと説明している。