[モスクワ 19日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は19日、プーチン大統領、トランプ米大統領、中国の習近平国家主席が来月中国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて3者会談を行う可能性があるとの見方を示し、そうした会談について協議で言及されたと明らかにした。

ペスコフ大統領報道官は、ロシアとウクライナの戦闘終結に向けた協議を行うため、プーチン氏が米ロ中の首脳会談を提案したとする米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道について質問され、「3首脳全員が中国で開かれる首脳会議に参加する可能性があることを踏まえ、そうした会談の可能性が実際に話題に上った」とした上で、「実際に議題に上ったが、会談そのものや会談の議題、内容について具体的な提案や合意が協議されたり、提示されたりしていない」と述べた。

また、米国はロシアとウクライナの戦闘終結に向けた仲介努力を続けており、ロシアはその取り組みを評価していると指摘。最終的な和平合意にはウクライナの参加が不可欠との認識を示した。

米ロ中首脳会談の可能性についてルビオ米国務長官は19日、訪問先のウズベキスタンで記者団に対し「会談の話は出ている。最終決定したかどうかは分からないが、トランプ大統領の意向は明確だ。大統領はウクライナとロシア間の戦争が終わることを望んでいる」と述べている。

ウクライナのシビハ外相は、米ロ中の首脳による会談の構想を非難。「ウクライナ、米国、ロシアの首脳による3者会談なら、戦争終結の早期実現の一助になり得る。ロシア、中国、米国の首脳による3者会談はその逆の効果しかなく、プーチン氏が戦争を継続することを後押しするだけだ」とXに投稿した。

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