[北京 19日 ロイター] - 中国の首都・北京は2035年までに、60歳以上が人口の約3分の1を占める「超高齢」社会になる見通しだ。国営メディアの北京日報が報じた。

中国の政策当局者は人口政策を国家の経済戦略の重要な柱に据えている。ロイターの推計によると、政府が2026年に出生促進に投じる費用は総額約1800億元(269億2000万ドル)に上る可能性がある。

• 北京日報が17日に報じたところによると、北京では35年までに住民の3人に1人が60歳以上になる見通し。

• 25年末時点の60歳以上の常住人口は529万人で、市の人口のほぼ4分の1を占めたという。

• 市政府は基礎年金の引き上げなど、高齢者への支援を強化している。

• 中国では22年以降、人口減少と急速な高齢化が進んでおり、国内消費の拡大と債務抑制を目指す政府の計画を複雑にしている。年金財政が既に逼迫する中、今後数億人が労働市場から退出する見通しだ。

• 人口統計学者やエコノミストは、足元の子どもの減少が将来の世帯数の減少や消費の伸び鈍化につながる可能性があると指摘している。

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